2024年12月、京都市に本社を置くNFTDrive(代表: 中島理男)は、まもなくリリースさせるフルオンチェーンブログシステム「CHRONOTH(クロノス)」を発表した。CHRONOTHは、全てのデータをSymbolブロックチェーン上に完全保存する世界初のオンチェーンブログプラットフォームであり、データの完全性、透明性、そして永続性を実現する革新的なシステム。
◆ CHRONOTHの特長
- 完全フルオンチェーン
従来のブログシステムとは異なり、CHRONOTHはすべての記事データに関連する全てのデータをブロックチェーン上に直接保存。従来のWEBデータベースを一切使用せず、改ざん不可能かつ自律分散型の永続的なデータ保存とトークンによる価値化、ブロックチェーン履歴による可視化を可能にする。
- トークン化された貢献度「CHRONOTHトークン」
投稿データ量やインプレッションに応じて「CHRONOTHトークン」をユーザーに付与。トークンは、人類の知識保存への貢献度を数値化したもの。
- 「ビジョン」によるデータ切り替え機能
ブロックチェーン上のNFTを利用し、異なる「ビジョン」(データセット)間の切り替えが可能。柔軟な階層管理が実現する。
- 地球規模の知識保存への貢献
デジタルアーカイブとして、CHRONOTHは地球上の全ての知識を未来へ引き継ぐプラットフォームを目指す。
◆ 開発背景
代表の中島理男は、「現代のデータ保存は中央集権的なシステムに依存しており、改ざんやサービス終了、サイバー攻撃など消失のリスクがある。CHRONOTHは、人類の知識を改ざん不可能な形※1で保存し、未来へと繋げるためのプラットフォーム。」と述べている。
NFTDriveは、この技術を活用してデータ管理の概念を刷新し、個々の投稿者が「知識の保存者」としての証を残し未来に貢献できる社会を目指すとしている。
◆ リリースの予定
現在開発は順調に進んでおり、来月を予定している。
◆ 今後の展望
NFTDriveでは、今後さらに機能を拡張し、ユーザーが投稿データを自由にNFT化できる仕組みや、学術、教育分野への応用を視野に入れた開発を進めていくとしている。また、国際的なデジタルアーカイブプロジェクトとの連携も計画している。