東京藝術大学DOORプロジェクト発スタートアップeach tone合同会社の1st プロジェクトとして発足した「víz PRiZMA(ヴィーズ プリズマ)」。祈りのメタバース空間の実現を目指す本事業は、2022年9月15日、MUFGグループが革新的なビジネスの早期立上げを支援する起業家向けプログラム「MUFG Digital アクセラレータ」に採択されたことを発表した。これを機に、víz PRiZMAは、さらなるクリエイティブ・タレントとの連携を行い、メタバース時代へむけて事業を成長軌道に乗せていくという。
東京藝術大学DOORプロジェクトの修了生で創業された藝術ベンチャーeach tone合同会社(https://each-tone.com 代表社員:柿田京子)の子会社であるviz PRiZMA株式会社(https://viz-prizma.com 代表取締役:柿田京子)は、2022年9月15日、MUFGが革新的なビジネスの早期立上げを支援する起業家向けプログラム「MUFG Digital アクセラレータ」の第6期参加企業に採択された。
本アクセラレータ・プログラムは、MUFGグループ各社の社員や各事業領域で活躍する著名な専門家、起業家、ベンチャーキャピタリストなど、事業立上げ・金融のプロフェッショナルメンバーで構成され、参加企業による革新的な新事業の創造を目指し、約4か月間、総力を挙げて取り組むもの。
MUFGによるプレスリリース
https://www.bk.mufg.jp/info/pdf/20220915_startup_accelerator.pdf
víz PRiZMAについて
― 人生後半の幸せを求めて、あなたに伴走するプラットフォーム
víz PRiZMAは、これから人生100年時代を生きる50代~60代のミドル世代に寄り添い、人生後半での夢の成就と、幸せな毎日の実現を応援するバーチャルプラットフォーム。人生後半の様々な課題 ― 自身の生きがい、親世代の健やかな日常、子ども世代への願いなどに伴走しながら、すべてのいのちとの幸せを目指すとのこと。
― 夢を成就する:アーティストの作品制作手法を取り入れた「ワークショップ」
víz PRiZMAでは、人生後半での夢の成就を見据えたワークショップを提供している。アーティストが作品を制作する際の手法を採り入れ、無心に手を動かしながら、無意識の想いをも汲み取り、人生の指針を見つけていくワークショップ。人が持っている本来の生命力や個性に気づく、爽快感を伴う体験。
制作した作品は、虹彩(瞳)から生成した光のアニメーションを合わせ、デジタルアートに仕上げる。虹彩は、瞳のドーナツ状の部分で、その文様はひとりひとり異なり、認証データとしても使われる。制作者の唯一無二性を示すシグニチャーとして、作品に織り交ぜているという。
インターネット上のバーチャル空間に置かれる作品は、時間が経過しても色あせずに輝き続け、いつでも、どこからでもアクセスし、制作時の想いに立ち返ることができる。作品は、七夕の短冊や、神社の絵馬のように、自らが込めた想いによって自身を夢へと導く、力強いお守となる。
― 大切な想い出を永遠に:現代に息づく“祈り”のかたち「バーチャル空間」
親の高齢化に寄り添うことの多いミドル世代。認知症や介護の問題に向き合いながら、先祖代々の墓など、伝統的な家の概念に悩むことも。折しも、少子高齢化、国際化、首都圏への一極集中が進む昨今、墓守の負担、後継ぎ不在などで、お墓をやめてしまう「墓じまい」が増加。
víz PRiZMAでは、インターネット上に、遠い未来まで大切な想い出を伝える「バーチャル空間」を設置。遺影や遺品など想い出の品々を収蔵し、いつでも、どこからでもアクセスできる祈りの空間とした。家族や祖先を想う気持ち、伝統的の文化を大切にしながら、利便性や経済性も兼ね備えた新しい偲び形となっている。
大切なデータはブロックチェーンに守られ、改ざんや劣化なく、遠い未来に伝えられる。直接会うことのない次世代の方々に、確実に想いを届けることが可能になった。
― “限りある時間”を、より良く生きる:「会員コミュニティ」
「víz PRiZMA」では、生きている今を大切にし、“限りある時間”をより楽しむための、「会員コミュニティ」を企画している。
アーティストや専門家より、藝術領域を中心とした展示会・セミナー・ワークショップなどが紹介され、気に入ったものに気軽に触れながら、学び、楽しみ、人と出会い、つながることができる。会員コミュニティは、ひとりひとりが持てる力を最大限に発揮し、人生を謳歌するための“気づき”や“きっかけ”を得ながら、より良い明日を見つけるための場。
víz PRiZMAは、「MUFG Digital アクセラレータ」採択企業としての機会を活かしながら、人生後半に臨むミドル世代に寄り添い、一層のサービス拡充と、成長の加速を目指す。