クラウドサーカス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:北村健一)は、株式会社テレビ東京メディアネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:加増良弘)とアニメ領域に特化したNFT事業の共同展開に合意したことを発表した。
第一弾として、テレビアニメの場面写真(*1)や設定画(*2)などのNFTを扱うマーケットプレイス「fancity(ファンシティ)」を開設。「fancity」は2022年10月リリース予定となっている。
(*1)1シーンの静止画像 (*2)人物(キャラ)やメカなどの設定を説明したイラスト
《 クラウドサーカス株式会社は、スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役:本郷秀之、証券コード:3393)の連結子会社。》
- 「fancity」のサービス概要
「fancity」はアニメ領域に特化したNFTマーケットプレイス。取り扱うNFTは主にテレビアニメの「場面写真」や「設定画」と紐づけられており、ユーザーは自身の好きな作品の1カットや設定資料に対応するNFTをクレジット決済により日本円で購入することが出来る。
《「fancity」のロゴに込めた思い》
イエローのマークはサイトのイメージカラー。「fancity」(“f”)とそこに集う人々のつながり、素敵なコミュニケーションをイメージしている。―――<fanの集える街(city)をめざして>
- 今後の展開
今後「fancity」では、購入したNFTを任意の場所に飾ることができる「fanroom(ファンルーム)(仮)」の開設や、NFT保有者のみが閲覧できる限定コンテンツ、NFT保有者限定の特典などを予定している。アニメ領域に特化したNFTマーケットプレイスとして、安心安全な取引市場にとどまらず、価値あるアニメ作品とファンの結びつきを深め、さらに価値観を共有できるファン同士の交流を創出。次世代のコミュニケーションを発展させるべく、新機能・新サービスを順次拡充していくとのこと。
- 「fancity」のサービス提供体制
クラウドサーカス株式会社(以下クラウドサーカス)は「fancity」の開発および運営を、株式会社テレビ東京メディアネット(以下メディアネット)は販売コンテンツの獲得、NFTコンテンツの企画を担う。
また、「fancity」は月間アクセス数300万以上、発行NFT数40,000点以上(2022年6月時点)を誇る日本最大級のNFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」と連携し、安定した運用を行う。「fancity」では仮想通貨やウォレットを用意する必要がなく、日本円だけで取引が可能。クレジットカード決済でPCやスマホから簡単にNFTが購入できる。
※HEXAはメディアエクイティ株式会社(本社:東京都品川区、代表 椛島誠一郎)が運営するNFTマーケットプレイス。クラウドサーカスは、2021年12月、メディアエクイティと資本業務提携している。
- NFTについて
NFTはデジタルコンテンツの購入やコンテンツの保有を証明するものとして、スタートアップからテックジャイアントまで規模を問わず世界各国で注目されている。今後NFTの実益と価値を押し上げる付加価値として、《新しいユーザー体験のデザイン》と《サービスを提供する個別プラットフォーム》の役割が増大すると見込まれているという。