Webサービス・コンテンツの開発を展開する株式会社ゴールドエイジ(本社:東京都新宿区 代表者:及川正和)は漫画作品をNFT化する事でデジタル漫画の二次流通を実現する、漫画NFTマーケットプレイス『COMAWARI(コマワリ)』を2022年10月上旬にローンチすることを発表した。
■開発の背景
世界中から支持される日本の漫画・アニメコンテンツ。しかしながら現在日本では作品を生み出したクリエイターにレンタルや二次流通によって生まれる利益の十分な還元が行われているとは言いがたく、デジタル漫画においては物理的に不可能な事から二次収益に関する話題自体がされていない実情がある。
そこでクリエイターである漫画家に二次流通による公平な還元と新たな収入源を提供し、漫画業界に一層の活性化に貢献したいと強く願い“漫画作品のNFT化”=『デジタル漫画においての権利の明確化』を実現する漫画NFTマーケットプレイス『COMAWARI(コマワリ)』を開発したとのこと。
優れたクリエイターや、クリエイターを目指す人が安心して作品を生み出すことができる環境を整えることがミッションだと言う。『COMAWARI(コマワリ)』を通して、誰もが自由に創造性を発揮する社会の実現に貢献するとのこと。
■漫画NFTマーケットプレイス『COMAWARI』の特徴
2. 漫画家(クリエイター)・ユーザー双方が二次流通で収益化。
『COMAWARI』はマンガのNFT化によりデジタル漫画では不可能だった二次流通<売る/貸す/あげる>が可能になった。ユーザーにとって「買ったらそれで終わり」だったデジタル漫画を収益にする事はもちろん、二次販売の利益が漫画家に“何度でも”還元されるため、これまでになかった新たな収入源の獲得が実現したという。
<取引の流れ 一例>
【一次販売】
漫画家・・・NFTマンガ『COMAWARIくん』を販売。
読者A・・・『COMAWARIくん』購入。
【二次販売(売る)】
漫画家・・・読者AがBに転売した『COMAWARIくん』の収益が入る(売り上げの0~5%※1)。
読者A・・・読者Bに売る。→売った分の収益が入る(売り上げの85%-クリエイター手数料(0~5%))。
読者B・・・読者Aから買った『COMAWARIくん』が読める。
【二次販売(レンタル)】
漫画家・・・読者BがCにレンタルした『COMAWARIくん』の収益が入る
読者B・・・読者Cに貸す→レンタルした分の収益が入る
読者C・・・読者Bからレンタルした『COMAWARIくん』がレンタル期間中のみ読める。
※レンタル機能は2023年実装予定
つまり、紙媒体においてはこれまで漫画家にとって収益に繋がらなかった新古書店・フリマアプリでの販売が、漫画NFTマーケットプレイス『COMAWARI(コマワリ)』によるデジタルの世界だとしっかりと自分の収益になるという、作者・読者双方に利益のある、まさにWin-Winなシステムとなっている。(※1 二次収益のパーセンテージは漫画家が最初に0~5%の範囲で自由に設定が可能)
2. 作品がユーザーにダイレクトに届く事による自由度の高さ。
『COMAWARI(コマワリ)』はクリエイターのロイヤリティが85%、出品手数料は15%と高ロイヤリティ・低コストを実現。その理由は出版社や書店・デジタル漫画配信サイトなどを挟まない事が背景にある。漫画家からユーザーに直接コンテンツが届く事から、ページ数・販売価格・配信ペースなどの自由度が高く、あなたのペースで活動が可能。
3.登録・NFT化はたった2ステップ
アカウント登録とマンガの登録・詳細の入力で完了。驚くほど簡単にNFTデビューができる。
3.NFT 市場拡大による新たな読者層の流入。
取引が急速に拡大しているNFT市場。新たな読者層の獲得が期待できる。
4. NFTによる希少性でプレミア化の可能性。
NFTのもうひとつの特色である『限定/希少性』という資産価値。NFTマンガの販売時に「100冊限定」など希少性を担保して販売する事でプレミアがつき、高値で取引された際には、その上乗せ分ももちろん漫画家に入る。さらに読者にとってもNFTマンガ(デジタル漫画)を資産化できるというメリットがあるという。これらは、デジタル漫画にこれまでなかった新たな市場の開拓となるかもしれない。