エムオーテックス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:宮崎 吉朗、以下MOTEX)は、新たなサイバーセキュリティ啓発プロジェクト『NO MORE 情報漏洩 2050』を開始すると発表した。
本プロジェクトは、MOTEXが2014年から取り組んできたセキュリティ啓発活動『NO MORE 情報漏えい』を、プロジェクト発足10年を機にリニューアルしたもので、「サイバーセキュリティの未来を創る」をテーマに、“サイバーセキュリティの自分ごと化”を推進していくとのこと。
昨今の社会情勢の変化や技術革新によってサイバーセキュリティの分野も大きく変化しており、安心・安全なIT活用のためには、一人ひとりのサイバーセキュリティに関わるリテラシーのアップデートや、さらなる意識付けが求められている。
そこで、企業・組織のサイバーセキュリティに関する課題解決を支援する“総合セキュリティカンパニー”であるMOTEXは、IT活用が当たり前となった今日だけでなく、今以上に技術革新が進み世界中の人々がつながるであろう「遠くない未来」――「2050年」のサイバー空間を、より安心・安全なものとするべく、幅広い方にサイバーセキュリティをもっと身近に、“自分ごと”として捉えてもらうよう、「共創」型のサイバーセキュリティ啓発活動に取り組んでいくとのこと。
今回のプロジェクト始動にあたり、MOTEXは、日本屈指のデジタルアートコレクションである「NEO TOKYO PUNKS」がさまざまな企業・自治体・教育機関などとタッグを組み、2050年の東京・NEO TOKYOを「共創」していくプロジェクト『Co-CREATE NEO TOKYO 2050』に、セキュリティ企業として初めて参画する。
今後NEO TOKYO PUNKSとのコラボレーションを通じて、さまざまな方と共に「サイバーセキュリティの重要性」を伝えるキャラクターやコンテンツを創作していく予定。
■ 背景
昨今、サイバー攻撃による被害が増大しており、不正アクセスやマルウェア(ウイルス)の拡散、情報資産の窃取・悪用などにより、企業・組織のさまざまなシステムだけでなく、時には事業そのものや、人々の生活を支える公共機関・インフラまでもが多大な影響を受けるなど、サイバーセキュリティリスクの増加が深刻な社会問題となっている。
また、人々がPC・スマートフォンなどのIT機器や、それらを使ってさまざまなITサービスやインターネットを利用することが当たり前な社会になったことで、こうしたリスクは今やビジネスの場面だけにとどまらず、日常生活においても、不正なサイトやアプリ、メールなどを通したクレジットカード情報や銀行口座などの個人情報窃取や、アカウントや電子決済の不正利用、金銭的被害を伴う詐欺などが横行している。