国内最大手のWeb3メディア「CoinPost」を運営する株式会社CoinPostが企画・運営し、一般社団法人WebX実行委員会が主催する国際Web3カンファレンス「WebX」において、特別セッションの開催を発表した。
本セッションでは、日本を代表する金融機関のトップリーダーたちが一堂に会し、『暗号資産と金融業界の融合 日本版ビットコインETFは実現するか』について深い洞察を共有する。
登壇者: 大和証券グループ 板屋 篤 常務取締役
野村ホールディングス 池田 肇 常務執行役員
三井住友信託銀行 米山 学朋 常務執行役員
モデレーター:
ビットバンク 廣末 紀之 代表取締役社長
2024年1月11日、米国証券取引委員会(SEC)が11銘柄の現物ビットコインETFの上場を承認し、取引が開始された。さらに5月にはイーサリアムETFも承認され、金融市場に大きな影響を与えている。しかし、日本の投資家にとっては、これらのETFへの直接投資は現時点では不可能。
日本国内では、証券会社に対してこれらの商品の取り扱いを求める要望が集まってるものの、規制当局は投資信託の制度趣旨との整合性を考慮し、慎重な姿勢を示している。
この特別セッションは、暗号資産と金融業界の未来を形作る重要な議論の場となることが期待される。業界のリーダーたちの洞察に基づき、日本版ビットコインETFの可能性について深く探るとのこと。
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▼WebXとは
WebXは、世界各国からWeb3を中心に最先端技術の有望プロジェクトや企業、起業家、投資家、開発者等が集うアジア最大級、日本最大のWeb3カンファレンス。
昨年7月25日〜26日にかけて東京国際フォーラムで開催した「WebX 2023」では、多数の出展者と来場者が参加し、来場者数16,500人、スピーカー数290人、協賛・協力企業372社(団体含む)と、反響を集めた。2024年は、2024年8月28日(水)29日(木)の2日間、ザ・プリンスパークタワー東京に場所を移し、昨年のWebXを大幅に超える企画やテーマで2年目のWebXを開催する。
カンファレンスに参加いただくことで、Web3分野における世界中のトッププロジェクトや創業者らを招いた講演(日本語同時通訳対応)、ネットワーキング機会、主要ブロックチェーン開発チームによるワークショップやサイドイベント、様々な企業やプロジェクトの展示会に参加できる。
▼WebX開催背景
日本市場は、政府によるWeb3政策の後押しを受け、世界各国から大きな注目を集めている。このように、新たなイノベーションとビジネスの創出を行うべく本腰を入れ始めた日本だが、ユースケースの創出やグローバル化など、更に取組を加速していくことが求められる。
また、日本の多くの事業者からは、Web3事業を進めるための知識やビジネスアイディアの構築、企業ネットワーク、事業人材など様々な面で課題が浮き彫りになっている。
このような背景からCoinPostは、Web3分野で国際間交流と情報・人材の流通網を確立できる国際カンファレンスの確立が、アジア市場における日本のブロックチェーン産業全体の成長に必要不可欠であると考えているとのこと。本カンファレンスを、政府のWeb3改革を後押し、Web3を通じたグローバルと既存産業の架け橋になるような場にしていきたいと考えている。
▼カンファレンス概要
・開催日:2024年8月28日(水)・29日(木)
・開催場所:ザ・プリンスパークタワー東京
・主催:一般社団法人WebX実行委員会
・企画/運営:株式会社CoinPost/一般社団法人WebX実行委員会
・公式サイト:https://webx-asia.com/ja/
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