マクニカ、カード型ハードウェアウォレットの情報初公開

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株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、11月29日に開催したカンファレンス「Macnica Exponential Technology 2023(マクニカエクスポネンシャルテクノロジー2023、以下略称MET2023)」にて、大阪・関西万博プロデューサー 落合 陽一氏をスピーカーに迎え、セッション『フィジカルとデジタルを生きる 新しい私の証。』の中で、大阪・関⻄万博シグネチャーパビリオン「null²」(©Expo 2025)の最新情報と、そこで実証を予定しているデジタルヒューマン型ID基盤「Mirrored Body®」および、万博で提供を目指している、カード型ハードウェアウォレットについての情報を初公開したと発表した。

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像1

■2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)  について – シグネチャーパビリオン:null²

シグネチャーパビリオン「null²」(©Expo 2025)の最新情報として、パビリオンの外観および建物内で体験できる映像とインフィニティミラーに包まれた空間を、映像とVRを使って紹介した。

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像2

「いのちを磨く」というテーマの元に構想されたパビリオンのコンセプトは「二つの鏡」。建築は全体が有機的に動くミラー膜外装に覆われており、変形しながら風景を歪める彫刻、フィジカルの鏡として未知の風景を映し出す。シアター内は巨大なLEDと合わせ鏡に囲まれた空間になっており、そこでデジタル化された自身の身体 「Mirrored Body®」に出会うという、未知の体験となる。

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像3_©Expo 2025/画像提供:サステナブルパビリオン2025©Expo 2025/画像提供:サステナブルパビリオン2025

■Mirrored Body®について~Mirrored Body®が実現する未来の社会インフラ

シグネチャーパビリオン「null²」で実証体験できる予定の 「Mirrored Body®」は、新しいデジタルヒューマン型ID基盤のプロトコル。自身の撮影したデータを元に作成した3Dモデルとブロックチェーン上で自分だけが管理権限を持つNFTが紐づくことで生まれる、この世で唯一のデジタル上の分身であり、自分自身に関わるデータを溜め込む程リアルな本人に近づき、成長していく写し鏡でもある。

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像4_デモアプリ制作協力:株式会社アクセル、株式会社メタクロシスデモアプリ制作協力:株式会社アクセル、株式会社メタクロシス

パビリオンでの実証後、Mirrored Body®は本人の意思で管理できるデジタルIDとして機能する。これを新しい活動単位・身体としてフィジカル世界とデジタル世界を自由に往来することにより、人が体験できる時間や空間が拡がり、人生の可能性も大きく拡げることになる。

■Mirrored Body®と連携させることで真価を発揮する、ハードウェアウォレット

Mirrored Body®へのアクセスを外部からの攻撃から守る、次世代セキュリティとして、マクニカが選んだのは、カード型の最先端ハードウェアウォレット。Mirrored Body®の公開とともに販売を開始し、将来の事業価値を創り出す。パートナーのComposecure社は、プレミアムペイメントカード及び暗号通貨とデジタル資産ストレージのセキュリティソリューション開発のパイオニアとして20年以上の実績を持つ企業。世界のハードウェアウォレットの市場規模は、2022年の3億2,050万米ドルから、2028年には12億2,280万米ドルの規模に成長すると予測されている*1。今後、web3時代には、必ず注目される最新技術が、このハードウェアウォレット。Mirrored Body®がIDとして機能する世界を便利かつ、安全に実現するために、マクニカは、ハードウェアウォレットにより、自分のデータを自身で安全に管理していくという、新しい情報インフラ実現を目指すとしている。万博では限定のプレミアムカードとして、特別仕様のハードウェアウォレットの販売も目指している。

*1出典:株式会社グローバルインフォメーション

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像5_Composecure社Arculus製品リーダー Tom D’Elettoからのビデオの一幕Composecure社Arculus製品リーダー Tom D’Elettoからのビデオの一幕

■サステナブルパビリオン2025の挑戦

サステナブルパビリオン2025は、このID基盤プロトコル「Mirrored Body®」を2025年に開催される大阪・関西万博の落合陽一プロデューサーのシグネチャーパビリオン「null²」(©Expo 2025)でブロックチェーン上のDID(分散型ID)とハードウェアウォレット、本人確認された「Mirrored Body®」を載せるNFTとVerifiable Credentials、DID/VCs/NFTに紐付く「Mirrored Body®」データの管理を分散型アクセスコントロールのVWBL(ビュアブル)と実証する予定。

この実証にて多くのパビリオン来場者が体験することで、利用者の短期的な拡大を目指し、さまざまな業界の事業パートナー(サービスプロバイダー)と「Mirrored Body®」」を活用したサービス提供を共同で創り出すことを目指している。

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像6

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像7

落合氏の「最後に重要なことですが、協賛パートナーを募集しています!」というコメントで笑いが起き、熱気に包まれた中、45分のセッションは終了した。

落合陽一氏、マクニカのイベントに登壇。本日前売り販売開始の、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「null²」で実証予定のデジタルヒューマン型ID「Mirrored Body®」について詳細を発表。のサブ画像8_マクニカ代表取締役社長 原(写真左)、落合陽一氏(写真右)マクニカ代表取締役社長 原(写真左)、落合陽一氏(写真右)

■本セッションの様子は2023年12月1日(金)〜12月8日(金)まで、期間限定で無料にてオンライン配信される。

視聴方法など詳細は下記ページを参照。

https://met2023.macnica.co.jp/

■Mirrored Body®および、サステナブルパビリオン2025の事業内容について詳しくはコーポレートサイトを参照。

https://sp-2025.com/

■Macnica Exponential Technology(MET)2023について

多くのテクノロジーが指数関数的(=エクスポネンシャル)に進化し、生成AIの普及など、より私たちにとって身近なものとなりつつある昨今、テクノロジーを社会課題の解決に活かすために、組織の垣根を超えたパートナーシップ、すなわち「共創」が求められている。今年は「価値共創」をテーマに、エクスポネンシャルテクノロジーの活用と、「共創」によって、どのように社会に価値を生み出せるかを、各界の第一人者であるゲストとともに、様々な視点から紐解いていく。

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標。

※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報。その後予告なしに変更されることがありる。

その他、ウォレット × NFTの情報はこちら!

ソース

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