TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史)は、松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本 淳一、以下:松竹)のプリンスレターズ、バレンタインデーチョコレートNFT※1配布のスマートコントラクト※2を開発したことを発表した。
※1 偽造不可の鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータを指し、暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引される
※2 契約や取引に関して特定の条件が満たされた場合に、決められた処理が自動で実行されるブロックチェーン上の仕組み
松竹のプリンスレターズバレンタインデーチョコレートNFT配布は、同社が展開する『Prince Letter(s)! フロムアイドル』のバレンタインキャンペーン中に商品を購入したユーザーに対して、好きなアイドルにデジタルバレンタインチョコレートを贈った記念をNFTとして提供するサービス。
また、同NFT保有者は、ホワイトデーである3月14日以降にそのアイドルからのメッセージを含むデジタルコンテンツを限定で閲覧できるユーティリティがサードパーティーにより提供される予定。
TISはこれまでのweb3の取り組みや、企業向けブロックチェーン技術の商用サービスの実績を活かし、世界で唯一のデジタルチョコの持ち主であることを証明できるNFTスマートコントラクトを開発した。このNFTスマートコントラクトは、ブロックチェーン基盤の一つであるPolygon上で稼働している。
<NFTのスマートコントラクトのイメージ>
■TIS選定の背景と理由
TISは長年にわたり、松竹の業務システムの開発および運用を支援してきた。一方で2016年からブロックチェーン活用の取り組みを開始し、複数のブロックチェーン技術を活用した商用サービスの立ち上げを実現するなど、ブロックチェーンに関する実績を積み重ねてきたとのこと。そのブロックチェーン・NFTに関する知見とノウハウを評価頂き、今回の松竹のNFTスマートコントラクトの開発を手掛けることになったとしている。
■松竹株式会社からのエンドースメント
この度の、NFT配布用スマートコントラクトの提供の発表を心から歓迎致します。エンターテイメント業界においてもweb3技術の活用が注目されている昨今、TISのブロックチェーンに関わる技術力と環境構築等の充実した支援により、弊社コンテンツ事業の企画にあったNFTを実装することができました。松竹は、魅力あるコンテンツをお届けするため、web3技術等を活用して、その体験価値の向上を今後も推進して参ります。
松竹株式会社
事業開発本部 イノベーション推進部
執行役員・部長 大田達朗氏