株式会社ITI(東京都目黒区、代表取締役 今川 龍一、以下ITI)及び、ITIのグループ会社である株式会社Kiii(東京都目黒区、代表取締役社長 今川 龍一、以下Kiii)は、暗号資産決済ソリューション「Slash Web3 Payments」を提供するSlash Fintech Limited(British Virgin Island、代表取締役 佐藤伸介)と業務提携を締結したことを発表した。
- 本業務提携の目的
本業務提携においては、日本国内におけるWeb3ビジネスの普及促進に向けて、ITI及び、ITIのグループ会社であるKiiiがSlash Fintech Limiteとの協業及び、「Slash Web3 Payments」の導入支援や実証実験を通じた各市場への理解醸成を図ることを目的としている。
ITIは、『心躍る未来をツクル』をMISSIONに、スマートフォンアプリ開発・総合開発受託・メディア運営・広告事業を展開。
2022年8月には、日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」のNFT販売/WEB3.0関連事業における業務提携及び、コミュニティ『CryptoSimeji』(https://cryptosimeji.xyz/?lang=jp#/)内プロジェクト『SimejiWEB3』の共同運営を開始している。
『SimejiWEB3』では、WEB3.0領域のアンバサダーとの直接交流や、ユーザー間でWEB3.0に関する情報交換を行える場所と価値を提供。
これにより、NFTやブロックチェーンゲーム、暗号資産をもっと身近にし、「WEB3.0仲間が集まる・発信できる・遊べる・稼げる」をテーマに日本最大のコミュニティ形成を目指しているとしている。
Kiiiは、これまで様々なジャンルのYouTuberやクリエイター、インフルエンサーの輩出、マネージメントを手掛け、今後、より一層市場が拡大し一般化していくと予想されるWeb3領域においても、シーンの拡大・発展に貢献するため「Kiii WEB3プロジェクト」を発足。
「Kiii WEB3プロジェクト」には、Web3領域の専門的な知識を持つインフルエンサー、著名人など約186名(2023年2月時点)が参加し、Web3インフルエンサーエージェントとして事業を開始している。
- 本業務提携の事業概要
「Slash Web3 Payments」導入支援や実証実験を通じ、下記の3つのメリット及び付加価値を提供することを目指しており、ITIグループがこれまで培ってきた、ゲームアプリ開発やインフルエンサーマーケティング事業の知見を活用することで、日本市場におけるWeb3ビジネスの普及促進を図ることができると考えているとしている。
① ECサイト/実店舗における決済方法の拡充
② インバウンド需要取り込みに向けた外国人旅行客の集客施策
③ Web3ビジネスへの参画を目指す企業/コミュニティの支援
グローバル市場においては、途上国の一部で法定通貨の価値が下落することで、暗号資産が決済手段として活用される機会が増加するという見方があるという。
日本国内においても、Web3ビジネス市場の成長とともに暗号資産決済の需要が高まる期待があることから、両社が協力して、幅広い層への理解醸成を図ることを目指していくとのこと。