メタバース・ブロックチェーン関連の事業を行うツクヨミ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:河﨑純真,取締役:市原哲明、以下 ツクヨミ)は、NFTコレクション, GameFiに特化したNFTマーケットプレイス「MetaX NFT Marketplace」を2月22日からベータ版を公開予定と発表した。
また、サービス開始に伴い日本国内からグローバルな展開を目指すGameFi、 NFTプロジェクトに対して、最大1億円規模の「MetaX NFT Guild」を立ち上げる。特に日本のNFTプロジェクトの支援を積極的に行なっていくとしている。
- NFT, GameFiはあたりまえを変える
NFTとは、唯一無二の「世界に1つだけのデータ」の価値を持つ複製不可能なトークン。今までデジタルデータはコピーが可能であったことから価値のないものとされてきたが、ブロックチェーン技術を活用する事で複製不可能なデジタル作品が誕生し、希少価値がある存在になったという。
また、データの所有者は自由に二次流通を行うことができるのも特徴。2021年3月にはデジタルアーティストBeeple氏のNFT作品が、6900万ドル(約92億円)で落札されたことが、世界中で話題となった。日本国内でも、村上隆氏やPerfumeといった著名人が、続々とNFTアートを発表している。国内でもNFT技術の活用が広まっていると言えるだろう。
Beeple, Everydays – The First 5000 Days NFT, 21,069 pixels x 21,069 pixels (316,939,910 bytes). Image courtesy the artist and Christie’s.
GameFiもNFTと同様に注目のトレンドで、その最大の特徴はプレイした報酬として仮想通貨を獲得できる点。報酬として獲得したアイテムを販売して仮想通貨に変えることもできる。
2023年現在、GameFiは何百もの種類がリリースされているが、最近では日本国内ではSTEPNが多くのユーザーを集めていたとしている。2022年第2四半期で1億2250万ドル(約165億円)の利益を達成。また、STEPNの国別ユーザー数は日本人が最大と言われているとされる。
日本のスマホゲームへの1人当たりの支出額は2013年からずっと世界1位で、スマホゲームのユーザー人口は5270万人に上る。GameFiはこの巨大な潜在ユーザー層に対し、今まで通りにゲームで遊んだりゲームに課金したりするだけで収入が得られる、という明確な提供価値を持っているという。