株式会社アンビエントとab3株式会社(以下「ab3」)は、ab3の提供する「BeLife」を活用して「製品の制作ヒストリー」と「NFT」を紐づけて販売開始することで同意したと発表した。
販売は、NFTマーケットプレイス「OpenSea」を通じて行われ、2023年の1月に販売を開始する。
株式会社アンビエントとab3株式会社(以下「ab3」)は、ab3の提供する「BeLife」を活用して「製品の制作ヒストリー」と「NFT」を紐づけて販売開始。
■AMBIENTxANT-AIDについて
日本のクリエイティブチームAMBIENT(株式会社アンビエント)がアパレルで学ぶアカデミーを目的とし、2021年に立ち上げたブランドANT-AID。中心メンバーはパリコレクションブランドなどのパタンナーを務め、2018年に独立し、現在、国内海外のブランドのデレクション、デザイン、パターン、生産管理までを担っている。
「オリジナルの世界を着る日常を楽しむ」を目的に、社内で若手に服作りを教えながらチームで案を出し合い、デザイン、パターン、縫製に至るまで一気通貫のクリエイションを自社作成で運営している。アパレル離脱者が多いこの業界で、今後はANT-AIDをコンテンツにアカデミー化し、二次利用と付加価値のある新しいブランディングを進めていくとしている。
この度、ab3の「BeLife」サービスとの1年間の連携構想を経て初ローンチするサービスでは、ブランドでは社外秘とされているクリエイションをオープンにし、日本の衰退化するアパレル職人にフォーカスした服作りのストーリーをNFT化する。
「BeLife」を通じたストーリーの公開によって「誰が考え、誰が作る」の見える化を必要とするこの時代に、アパレルの新しい試みを始めていくとしている。
https://opensea.io/ja/AMBIENT_Co
■ab3について
ab3は、誰もが当たり前に所有している日常や行動のデータを資産化していく「BeLife」サービスを提供、推進している企業。「BeLife」は、Web3、AI、を活用しており、ユーザーが簡単に自分自身のデータをNFT化することができるユーザー体験を提供するとしている。
今日、Web3やNFTを取り巻く環境には、主にアート、音楽、キャラクターなどの作品物でラインナップされたクリエイターエコノミーが形成されており、作品物そのものによって価値が訴求されている。そこで、ab3では「誰でも簡単に自分自身の日常データをNF T作品として出品できる」サービスである 「BeLife」を発表し、日常の活動がNFT作品になる体験を通じて生活を豊かにすること目指している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000098160.html
この度のアンビエントとの連携では、制作の工程やヒストリーが制作物と紐づけて出品され、服飾デザイナーによる製品の制作プロセスがコンテンツとして公開される。
製品の制作工程の公開は、教育としてだけでなく製品の制作工程の証明としても機能する。なお、NFTを購入し「BeLife」 にアクセスすることでNFTに紐づいたANT-AIDのヒストリーのすべてを閲覧可能となるが、未購入でも一部のヒストリーは閲覧可能となる。
Web2からWeb3へとパラダイムシフトが進む過程において、情報の管理トレンドはますます増え、それに伴い信頼できうるデータそのものへのニーズも高まっていくことが想定されるという。
だからこそ、「信頼できる」データを「積極的」に公開していくユーザー体験が重要になり、そのためのプラットフォームとして「BeLife」は十分に機能するとしている。
「BeLife」サービスは現在、ブラウザベースで動作が可能で無料で利用することが可能。今後、Google PlayとApple Storeからのモバイルアプリケーションのリリースも予定されている。
「Be Life」の詳細は下記を参照。
https://corp.ab3.vision/BeLife-2f0ad6c0a580433fa997825f71632dcd