LINE株式会社(以下LINE)のグループ会社でグローバルNFTプラットフォーム事業の運営を行うLINE NEXT Inc.(以下 LINE NEXT)は、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」において、LINEの独自暗号資産「LINK」による決済を開始したことを発表した。
LINE NEXTでは、2022年9月より日本を除く世界180ヵ国においてグローバルNFTプラットフォーム「DOSI」のベータ版の提供を開始した。
サービス提供以降、さまざまなNFTを景品として受け取ることが可能なイベント「DOSI Adventure(ドシ・アドベンチャー)」の累計参加回数が200万回を超えるなどユーザーから高い関心が寄せられているという。
また、1日の平均取引件数が5,000件を超え、ブロックチェーン市場調査会社「DappRadar」による分散型アプリケーション(DApp)の取引成立数ランキングにおいても2位※1にランクインするなど、多くのユーザーに「DOSI」が利用している。
その結果、「LINE Blockchain」を基盤としたウォレットのユーザー数は100万人※2を超え、その地域も日本のほかアメリカ、韓国、東南アジアなどグローバル規模に広がっている。
このたび「DOSI Wallet」においてクレジットカード、NAVER Pay、イーサリアムに続く4つ目の決済手段として新たに「LINK」を追加。
LINK決済は、イーサリアムに比べ取引速度が400倍速く、ネットワーク利用料(ガス代)も98%低減される。
今回のLINK決済開始により、NFTプラットフォームとしては初めて複数の通貨で決済が可能な多通貨取引システム※3を実現。ユーザーは、「DOSI Wallet」に「LINK」専用のノンカストディアル型ウォレット※4「DOSI Vault(ドシ・ボルト)」を連携させることで、「LINK」でNFTを購入することが可能となる。
なお、日本以外で「LINK」を決済手段として提供するのは今回が初めて。さらに、NFTを「LINK」で購入したユーザーには特典として、ユーザーに多様な特典を提供する会員制プログラム「DOSI Citizen(ドシ・シチズン)」のメンバーシップポイント「DON」を他の決済手段利用時よりも30%アップでプレゼント。LINK決済に関する詳細は「DOSI」の公式サイトを参照。(https://dosi.world)
LINE NEXTでは今後も、多通貨取引システムの拡大に向けさまざまな決済手段を追加していく予定。また「DOSI」においても、韓国のメタバースアバタープロジェクト「GoodGangLabs」やWeb3クリエイターサービス「ND」(ND INC.)、メタバースプロジェクト「OrbCity」、猫ロボットキャラクターNFTプロジェクト「CATBOTICA」と連携を予定している。
今後もさまざまなプロジェクトの展開とパートナーシップの拡大を進め、多様なNFTプロジェクトをユーザーへ提供していくとしている。
- LINE NEXT CEO高 永受(コ ヨンス)氏コメント
「今後もユーザーにさまざまなオプションを提供することでNFTの取引を活性化し、LINEのトークンエコノミーを拡大していきます。」
※1 2023年1月8日時点
※2 2022年12月時点、DOSI WalletおよびLINE BITMAX Walletにおけるユーザー数の合計
※3 NAVER Payを介した法定通貨決済に加え、イーサリアムやLINKなど複数の暗号資産を決済手段として同時に提供するプラットフォームは「DOSI」が初(LINE調べ)
※4 ユーザー自身が秘密鍵を管理するウォレット
- グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」概要
・サービス提供エリア:世界180ヵ国
・サポート言語 :9ヵ国語
※英語、韓国語、日本語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、タイ語、インドネシア語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(ラテンアメリカ)
・決済手段 :クレジットカード、NAVER Pay、イーサリアム、LINK ※国によって異なる
・ログイン方法 :LINE、Facebook、Google、Naver ※国によって異なる
・「DOSI」公式サイト :https://www.dosi.world/
・「DOSI」公式ツイッター:https://twitter.com/DOSI_official
・「DOSI」公式Medium :https://medium.com/@DOSI_official