GIFT Community Limited(本社:香港、代表:荻野目智仁)は、ARとweb3を用いた新しい可能性を創造するメタバース「IZUMO ARメタバース」の公式サイト及び公式コミュニティを公開したことを発表した。
公式サイト: https://www.izumo.world/
公式Twitter: https://twitter.com/IZUMO_official
公式Discordチャンネル: https://discord.gg/2HxZKy6CHP
「IZUMO ARメタバース」とは
本プロジェクトは、世界初のAR(拡張現実)を活用したメタバース。「IZUMO ARメタバース」の利用によって、ユーザーはスマートフォンに保存されている画像やウォレット内のNFTを現実の世界にARアートとして設置する事が可能になる。ユーザーが設置したARアートは他のユーザーからも閲覧可能(双方向性)であり、ユーザーが設置したARアートはNFTを通じて売買できるようになる。
従来のARアプリは作品ごとに専用アプリをダウンロード、インストールする必要があったのに対して、「IZUMO ARメタバース」は、現実空間をすべてのユーザーが共有する仕組みとなっており、新しいアプリを都度インストールする必要をなくしたとしている。
米国政府は毎年2.3兆円もの税金を落書きの除去に投入
ストリートアートはキース・ヘリングやジャン=ミシェル・バスキアなどのアーティストによって認知され、近年では バンクシーによって政治的・社会的問題を代弁するようになり、人気が非常に高くなっている。
しかしこの人気のストリートアートは壁に直接描かれるため、売買ができず、ストリートアーティストは本来のストリートでの創作活動から活動資金を稼ぐことが難しい状況にある。
さらに、アメリカ政府は毎年120億から180億ドルもの税金を投入して落書きを消しており、パリではゴミの清掃人が毎日テニスコート一面分と同じ650平方メートルの落書きを消しているが、その数は減っていない。
つまり、ストリートアーティストは本来の創作活動によって収益を上げることができないだけでなく、世界中の政府は多額の税金と人的資源を使ってそれらを消している状況にありながら、バンクシーを筆頭とするストリートアート出身のアーティスト作品は現代アート市場の取引高の24% を占めるほど価値/人気が高いという非常に非合理的な状態にある。
プロジェクトの第一歩として、私たちは誰もが「IZUMO ARメタバース」でストリートにアートを飾ることができるソリューションを開発し、街の景観の美化を保ちながらストリートアートの保護と資産化に挑む。
新時代のクリエイターツール
ARメタバースによって、すべてのユーザーは著名なARアーティストになれるチャンスを得る。
今まで平面のキャンバスの上に描く事が多かったアートはARメタバースの登場により、三次元の現実世界の中で自由に作品を創作/展示/販売できるようになるからだという。アーティストは既存のストリートアートの様に都市の町並みに沿ったアートを創作し、今までにない領域で創作活動を拡張することが可能になるとしている。