米国Web3.0メタバース企業Anifie, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、代表取締役:岩崎洋平)は、中国の清華大学アート&テクノロジーイノベーション(ATI)、TUS日中クロスボーダー・イノベーション・プラットフォーム及び、中国「ブルーフォーカス」社と「メタバース・フォーラム」を2022年11月12日及び2023年1月9日に共催したことを発表した。
コロナウィルス、ウクライナにおける戦争、及び様々な経済制裁に伴い、世界中で分断が起きており、これに伴って政情不安が発生し、またサプライチェーンの破壊に伴うインフレーションも起き、人々の生活を圧迫する社会の現状がある。
このように、分断と不安が広がる社会現状の中、今回、清華大学ATI・Anifie等が共催した「メタバース・フォーラム」では、日中国交正常化50周年という節目において、中日米欧の各機関が集まり、分断から融和と結束に向けて、各国の親交を確認しつつ、政府系機関からもサポートを得たユニークな試みとなった。
開催に当たっては、在中国日本大使館や、中国政府にも支援してもらったという。
また、日中米欧各国から有識者がメタバースに来場し、次世代インターネットについて講演してもらったとのこと。
当日は、清華大学ATIディレクターであるFu Zhiyong氏にメタバースのイノベーションについてのキーノート・スピーチが話された。また、清華大学サイエンス・パーク(TusPark)などを管轄するTus-Holdingsのエグゼクティブ・プレジデントのJinsheng Zhang氏にも講演してもらい、民間企業等からは、博報堂のDirectorである野田耕平氏や、メタバース企業「ブルーフォーカス社(Bluefocus)」の副会長のJian Xiong氏のほか、マサチューセッツ工科大学(MIT)や、フィンランドなどからも、メタバース及びWeb3の有識者にも講演してもらったという。そして、代表取締役の岩﨑洋平氏と、副社長のJohn Oetjen(グラミー賞受賞)氏が講演を行なった。
会場では、参加者がモバイルアプリやPCアプリを通じてアバターの姿で出席。
■ 清華大学サイエンス・パーク(TusPark)Sophia Shang氏コメント
「米国シリコンバレーのメタバース企業Anifieと、メタバース・フォーラムを共催できたことを嬉しく思います。今後、『グローバル・メタバース・エコシステム・プラットフォーム』を通じて、Anifieと、メタバース上で、バーチャル・コンサートなどを通じて、連携していきたいと考えています」
■ Anifie(アニフィー) 代表取締役 岩﨑洋平氏コメント
「当社はこれまで、スタンフォード大学のアクセラレータ『StartX』や、カリフォルニア大学バークレー校のアクセラレータ『Berkeley Blockchain Accelerator』に参加を認められるなど、世界有数の大学と連携を強めて参りました。この度、中国を代表する大学である清華大学の清華大学ATIとの提携を実現できたことを大変光栄に思っております。今後、同大学との間で、バーチャル・コンサートなどを含めて、一層連携を深めていきたいと考えております」