MCH社、CAICAとGameFi領域で業務提携契約を締結

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MCH株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:若尾俊仁、以下「MCH社」)は、株式会社カイカフィナンシャルホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木 伸、以下「カイカフィナンシャルホールディングス」)とGameFi領域で業務提携契約を締結したことを発表した。

株式会社カイカフィナンシャルホールディングスとGameFi領域で業務提携契約を締結のサブ画像1

2018年にリリースされたブロックチェーンゲーム『My Crypto Heroes』の開発・運用を目的として2021年に設立されたMCH社は、現在Oasys上のレイヤー2ブロックチェーン『MCH Verse』の提供を開始している。
一方、カイカフィナンシャルホールディングスは、web3事業への参入を表明しており、昨年その第一弾として、GameFi領域であるブロックチェーンゲーム専門NFTローンチパッド『Zaif INO』を提供開始した。

MCH社は、​カイカフィナンシャルホールディングスが提供するZaif INOの『MCH Verse』への対応をはじめとして、ブロックチェーンゲーム開発における課題であるゲーム設計やゲームトークンの取引環境の整備に共同で取り組んでいくとしている。

■ 業務提携の概要

1.Zaif INOにおけるMCH Verse上で発行されるNFTの一次販売

カイカフィナンシャルホールディングスが提供するブロックチェーンゲーム専門のNFTローンチパッド(1次販売)『Zaif INO』にて、『MCH Verse』上で発行されるNFTの一次販売が可能となる。
決済通貨としては、『MCH Verse』の基軸トークンであるMCHCの利用を予定しているとのこと。
株式会社カイカフィナンシャルホールディングスとGameFi領域で業務提携契約を締結のサブ画像2

2.MCH Verse上のゲームトークンのZaifにおける取扱検討の開始

『MCH Verse』では、MCH社が提供する『My Crypto Heroes』をはじめとして、今後サードパーティによる複数のブロックチェーンゲームのリリースを予定している。
トークンを軸とするブロックチェーンゲームのエコノミクスの拡大には、NFTを取り扱うマーケットプレイスだけでなく、FT※の取引環境の整備も欠かせないものとなる。今回の業務提携により、『MCH Verse』上で発行されるFTの暗号資産交換所『Zaif』での取扱いについての検討も進めていくとのこと。

※ 一点物でかわりがないトークンのことをNFTというのに対して、暗号資産(仮想通貨)のような代替可能なトークンことをFT(Fungible Token / 代替可能トークン)と呼ぶ。

3.ブロックチェーンゲームの共同開発検討の開始

トークンを活用したブロックチェーンゲームを設計する際、ゲームおよび設計に関する深い知見とカストディや暗号資産交換業を含む各種規制対応が必要となる。『My Crypto Heroes』や『MCH Verse』の開発・運用知見を有するMCH社と、暗号資産交換所『Zaif』を擁し、『Zaif INO』をリリースするなどGameFi領域への進出を進めるカイカフィナンシャルホールディングスの協業により、ブロックチェーンゲームの共同開発および開発サポートについて検討を開始した。

■ My Crypto Heroesとは

『My Crypto Heroes』は、「ゲームにかけた時間も お金も 情熱も、あなたの資産となる世界」。
歴史上のヒーローたちを集め、育て、編成し、クリプトワールド制覇を目指すブロックチェーンゲーム。スマホ、PCのどちらからでもプレイできる。

また、『My Crypto Heroes』はより快適なユーザー体験を提供することを目的として2022年からゲームに特化したブロックチェーンOasysを採用。Oasys上で高速かつユーザーによるトランザクション手数料負担のない独自のEVM互換Layer 2ブロックチェーン『MCH Verse』を構築することにより、ユーザー体験を損なうことなくゲームを楽しむことができる。

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