マルチチェーン NFT生成プラットフォーム『NFT Garden』の開発・運営を行うConnectiv株式会社(代表取締役:石井 裕希、以下「Connectiv」)は、国立大学法人長崎大学情報データ科学部(学部長:西井 龍映、以下「長崎大学情報データ科学部」)と『NFT × 観光』がメインテーマの『実社会課題解決プロジェクト』推進を目的としたパートナーシップを締結したことを発表した。
- 実社会課題解決プロジェクトとは
実社会課題解決プロジェクトとは、実際の社会における問題から具体的な課題を発見し、それを解決していくという実践的な取り組みを通じて、課題解決の方法をデザインする力、多種多様なデータの収集と解析する知識・技能、さらにはチームで協働できるために必要なコミュニケーションの技能、創造性、批判的思考力などを高めていこうとするもの。
学年進行に応じて段階的に、本物の課題に取り組む機会が与えられ、学んだ知識技能を課題解決に活用することで、用いた知識や技能についての理解を深めるだけでなく、自らが持っている知識・技能・経験では対処できない課題に直面することで、次の学びを方向づけることをねらうとしている。
本科目の実践は、大学が企業の方とともに人財を育成し、協働して学術的な活動を豊かにしようとする社会的な取り組みとなることを目指している。
実際の世の中にある本物の課題を大学に持ち込んでもらうことで、学生にとっては学びの機会が生まれ、企業にとっては、大学と協働してその課題が解決することにつながるという。
▼ 長崎大学 情報データ科学部 実社会課題解決プロジェクト
https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/company/co_project/
- 本パートナーシップの目的
本パートナーシップ契約締結の目的は、実社会課題解決プロジェクトの1つとして、COVID-19の感染症により急激に冷え込んだ長崎市の観光需要をNFTを使って再度盛り上げ、地域活性化を図る事を目的としている。
長崎大学情報データ科学部の学生はプロジェクトメンバーとしてプロジェクトの計画立案や実行を担当し、Connectivはweb3やNFT分野におけるナレッジの共有および、NFT生成プラットフォーム『NFT Garden』の提供と利用に際してのアドバイスを行うとしている。
また、本プロジェクトにはユニコネクト株式会社も参画し、ナレッジや各種リソースを提供してもらうという。
- 実社会課題解決プロジェクト科目担当者のコメント
長崎大学情報データ科学部で必修科目として取り組んでいる本科目では、長崎地域の課題に取り組むチームが多くあります。中でも観光促進は本県にとって重要なところだと思われます。学生らの興味関心も高く、データサイエンスやインフォメーションサイエンスのアプローチによってどのような貢献ができるかを考えることはとても良い学びの題材であります。この度、Connectiv株式会社に参画いただくことで、NFTのような比較的新しい技術に触れて、学び、応用方法を考えられることは大変貴重であります。変化の早い現代において、社会的文脈にのった先端的な応用を間近に感じられることが学生らにとっても大いに刺激となることを期待しています。
国立大学法人長崎大学
情報データ科学部 助教 北村 史
- NFT Gardenとは
『NFT Garden』はエンジニアやコンテンツホルダー向けマルチチェーンNFT生成プラットフォームで、「Polygon」や「Solana」など8種類のブロックチェーンおよび15のネットワークでのNFT生成に対応しており、自身のコンテンツをNoCodeまたはAPI経由でNFT化できる。『NFT Garden』で生成したNFTは、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」を含む4つのマーケットプレイスでの表示に対応しており、日本国内だけでなく全世界のユーザーへリーチする事が可能。また、Beta版提供中の現在はNFT生成時のガス代含め、全ての機能が無料で利用できる。
▼ NFT Garden
https://nftgarden.app