22,222点を発行するNFT「CryptoNinja Partners (以下、CNP)」の販売者である株式会社バケットは、2022年5月の発売以降、CNPの2次流通での売買取引数が2万件を突破し、日本発のイーサリアムチェーンでのNFTとして最多の取引数を達成したことを発表した。
- CNPについて
CNPは、6.5万人以上が参加する国内最大級のNFTコミュニティ「NinjaDAO」発のプロジェクト。忍者をテーマに展開するIP「CryptoNinja」の二次創作コレクションであり、登場するキャラクターは「CryptoNinja」で忍者のパートナーとして描かれる動物たち。DAOの参加者が企画・デザイン・制作を手がけ、2022年5月に22,222点のNFTを発売した。
完売直後から二次流通市場での取引が盛んに行われ、当初1000名以下だったホルダー数は、7ヶ月半で約5,200(※NFT保有ウォレット数)にまで増加。流通総額は6,900ETH(日本円で約11億円)、時価総額は51,000ETH(同82億円/※注1)を突破し、日本発のNFTプロジェクトとして最大規模を誇る。
22,222点の発行済みNFTに対し、二次流通市場へ出品されているものはわずか0.8%(約170点)ほど。この「リスト率の低さ」と、「潜在的なホルダーの増加」が相まって、早期に取引が成立しやすい状態が続いている。そして今回、売買の取引数が2万件を突破。3,300種類以上の日本発NFTコレクションが流通する市場において、CNPは「もっとも多く売買されている、流動性の高いNFTコレクション」となった。
- 「体験価値」を創造するために
CNPのテーマは、キャラクターとファンとの新しい関係づくり。コンテンツやグッズを消費して楽しむ「ファン」から、キャラクターブランドの育成に参加して楽しむ「パートナー」になれる世界を目指し、活動を続けている。
その一環として私たちが重視するのは、CNPに関わることで得られる「体験価値」の創造。具体的には、発売から7ヶ月で以下のような取組みを行ってきたという。
・NFTの発行総数を変えずに新しいキャラクターと交換する「バー忍」イベントの実施(2回)
・NFT保有者向けのスマホアプリ「CNP Friends」のテスト版リリース
・スマートフォンの歩数計測機能とNFTを活用した、アプリ内ポイント機能のリリース
・ふるさと納税の返礼品として地域限定のNFTを発行する「ふるさとCNP」のリリース
・NFT保有者向けの割引など、実店舗での特典を紹介するWebサイト「CNP Owners」の公開
・アフィリエイト機能を備えたNFTマーケットプレイス「Xinobi(忍)」の開発
・メタバースプラットフォーム「The Sandbox」「Rium」でのワールド開発
・日本円、請求書払いでCNPが買える、法人向けサービスの提供
また、昨日12月26日には、株式会社カヤックアキバスタジオの協力のもと、スマホゲーム「CNP忍界大戦(仮)」を開発することを発表。こちらは2023年7月のリリースを予定している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000012092.html
さらに、今後は「LINE NFT」での派生ブランド展開、CNP漫画の制作、自治体と連携した文化振興など、幅広い年代の方に親しまれるキャラクターブランド構築に向けた取り組みを加速していくとのこと。
※注)時価総額/世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaの算出データに則り、7日間の平均価格×発行点数で算出している。また国内NFTプロジェクトの時価総額の比較は、NFTMarketcap( https://nft-marketcap.jp/ )、取引数の比較はNFT Ranking.jp( https://nftranking.jp/ )による。
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