NFTマーケット「HEXA(ヘキサ)」では、会員権付きNFTを発行できる機能を搭載したことを発表した。発行には審査があるが、機能を持つユーティリティー付きNFTの発行が可能となる。
メディアエクイティ株式会社が運営する日本最大級のNFTマーケットHEXA(ヘキサ)では、会員権付きNFTを誰でも発行できるようになった。発行者が適法に設計した会員権付きNFTを発行し、NFT保有者に会員メリットを付与する事が可能となる。なお、会員権NFTの運営をスムーズにするため、近日、NFT保有者限定コミュニティ機能「Scale-free」もリリース予定。発行者が自身の発行するNFTをコレクションごとに選択し、複数の保有者限定コミュニティを作成し、管理する事が可能となる。
会員権付きNFTを活用することで、実際のリアルビジネスとWEB3.0型のコミュニティ運営を関連付けた取り組みができるようになる。例えば、会員権NFTを保有している方のみ利用できるサービスや割引など。これまで、NFT/WEB3.0施策を実際のビジネスで実施するにもウォレットや仮想通貨が必要となり、会計・税務上の問題がでてきたり、実際に利用できる顧客が限定されてしまったりと課題が多くあった。そこでHEXAでは多くのビジネスオーナー様がNFT/WEB3.0施策を実現しやすい環境を用意することで、そのサポートを行うため、会員権付きNFTのリリースにいたったとしている。
企業・店舗は会員権付きNFTを発行し、顧客に保有してもらうことでWEB3.0型の繋がりがNFTを通じて生まれる。NFTを保有した顧客は企業・店舗のサービスが人気化することでNFTの価値が上昇する可能性が生まれるという。これにより、顧客と一体となってサービスをより盛り上げていける関係づくりが可能となる。
会員権付きNFTのガイドライン・注意事項
https://hexanft.com/nftrights/
■WEB3.0とは
インターネットサービスの新しい形「WEB3.0」では、サービスプロバイダーだけでなく、サービスを利用するユーザーがデータの一部をNFTやトークンといった形で所有し、サービスの発展・成長のために貢献してすることでサービスの発展・成長の恩恵を受ける仕組みが実現できる。