株式会社スカラ(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:梛野 憲克、東証プライム・証券コード:4845)の連結子会社である株式会社スカラパートナーズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:梛野 憲克、以下「スカラパートナーズ」)は、Web3領域での新規事業としてNFTサービスを提供することおよびWeb3の社会実装に向けてブロックチェーン技術を使ったWalletを有する株式会社UPBOND(本社:東京都渋谷区、代表取締役:水岡 駿、以下「UPBOND」)への出資を行うことを発表した。
- 新規事業参入の概要
1991年の創業以来、IT/AI/IoT/DX・新規事業開発・ファイナンスにより顧客のニーズを柔軟に形にしながら独自のストックビジネスモデルで継続成長してきたという。更なる成⻑を⽬指し、2019年8月に中期経営計画を発表し「クライアントと共に社会問題をビジネスで解決する、価値共創企業」へと舵を切ったとしている。価値共創の推進においては、価値創造経営支援事業領域、IT/AI/IoT関連事業領域、社会問題解決型事業領域の3つの事業領域を設定している。
社会問題解決型事業領域のひとつの切り口として地方自治体、学校、施設、地域経済との繋がりの深いスポーツビジネスは重要だと考えており、本年3月にプロバスケットボールチーム「さいたまブロンコス」をグループに迎え入れたことを機に、スポーツビジネスDX事業を加速してきたとしている。
スポーツ産業においては、Web3におけるブロックチェーン技術を活用したNFT関連サービスが急拡大してきており、とりわけ欧米ではスポーツのIPを活用したNFTサービスが巨大なマーケットを形成し、スポーツベッティングビジネスと相まってますますの盛り上がりを見せているとのこと。他方、地方自治体においてはいくつかの地域において、デジタル市民化構想やスマートシティ構想に係るWeb3関連であるメタバースやNFTサービスの研究開発、実装が進みつつある。このように、取り組んできた事業領域ではWeb3技術が多くの現場でその価値を創造しつつあると捉えており、スカラパートナーズとしては今般、Web3事業開発を一層推進していくこととしている。
具体的にはNFTサービスを、今般の出資先のUPBONDを開発パートナーとして、共同で開発中(近日リリース予定)。当該サービスはスポーツチームの運営に参加できる”Support and earn”をコンセプトにしたNFTサービス。更にNFTを活用したファンタジースポーツ事業についても企画推進中であり、スポーツ領域を皮切りにWeb3技術の社会実装を進めていくとしている。
- 本出資の目的と今後の展開
スカラパートナーズは、前述した内容に加え、UPBONDが保有する以下の知見や思想に共感し、出資を決定した。
- 個人情報が保管できるWeb3対応Wallet技術
- Web3領域における実績・知見およびグローバルなプロジェクトチームの存在
- Web3プロジェクトの一般層への浸透に貢献するマインド
スカラパートナーズはWeb3Wallet を軸に、法人ではなく個人が情報を管理する世界を実現すべく、第一弾としてスポーツ領域を中心にプロジェクトを実施。
- “Support and earn” をコンセプトにしたスポーツチームの運営に参加できるNFTサービス
(近日リリース予定)
- NFTを活用したファンタジースポーツの開発・運営
また同時に、スポーツ以外の領域においても、UPBONDとのリソースを活用して、Web3を活用した社会課題解決型事業を推進していくとしている。
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