米国メタバース企業Anifie, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、代表取締役:岩崎洋平)は、全世界で最大規模のブロックチェーン企業であるRipple社が設立した「クリエイター・ファンド」第二弾支援先企業7社のうちの1社として採択されたことを発表した。
また、AnifieのNFTメタバースについて、ETHのほかに、XRPレジャーに対応したという。
世界有数のブロックチェーン企業であるRipple社は、昨年2億5000万ドル(約380億円*)規模の「クリエイター・ファンド」を設立し、同ファンドから、これまでにマイケル・ジョーダン氏のNFT**コレクションなど、パブリックブロックチェーン「XRPレジャー」***を活用するNFTプロジェクトに支援をしてきた。
この度、第二回目の支援先の採択があり、当社「Anifie」(アニフィー)も、全世界から選別された7社のうちの1社として採択されたとされている。
日本人が代表取締役をつとめる企業としては、世界初とされる受賞となる。
- 「Anifie」による「XRPレジャー」と「メタバース」の融合
先月末にXRPレジャー上でのコミュニティ投票の結果、ノン・ファンジブル・トークン(「NFT」)の新規格がメインネットでローンチされ、これに合わせて、Anifieのメタバースでも、XRPレジャーによって生成されるNFTを取引できるように、早々に開発を完了し、ローンチをした。
「クリエイター・ファンド」から得た資金で、日本の強みであるコンテンツ・IPを活かして、ファンが皆で熱狂し、自分の情熱に出会えるような「メタバース」を提供していくとのこと。
- Anifie(アニフィー) 代表取締役 岩﨑洋平氏コメント
私は、もともと司法のバックグラウンドで、これまでには、クリーンテック企業を経営したり、福島第一原発事故後の後処理にかかわるなど、社会の役に立つ事業がしたいと思って、経験を積んできました。
ウォール・ストリート・ジャーナルが、「Facebookレポート」を出す前から、米国のティーンエージャー達に、ソーシャルネットワークの悪影響が出ていることに気が付き、「皆が、自分自身でいられて、熱狂でき、帰属感を感じられる」インターネットが作れないかと考えてきました。
今後、日本の強力なコンテンツIPを、一般の消費者やファンに届けることで、「皆が、自分自身でいられて、熱狂でき、帰属感を感じられる」インターネットというビジョンに向けて近づきたいと考えています。
- 米リップル社(Ripple)戦略及びオペレーション担当バイスプレジデント 吉川絵美氏氏 コメント
XRPというと、金融機関によって国際送金に使われているイメージが強いかもしれませんが、その基盤となるXRPレジャーはWeb3の様々なユースケースをサポートする機能を有しています。最近ではNFTの新規格がメインネットで導入されるなど、継続的なイノベーションが分散化されたコミュニティによって推進されています。
国際送金のユースケースで長年に渡って金融機関に使われてきた実績があり、パブリックブロックチェーンの中でも、特にエンタープライズグレードの信頼性の高いチェーンです。
元弁護士の連続起業家が経営するAnifieが、XRPレジャーを活用するメタバース事業を日本の企業や個人に対して展開して、メタバースを浸透させていくことを大変期待しています。
吉川氏は、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル (MSCI)に勤務した後、ハーバードビジネススクールを卒業し、フィンテックで最も影響力のある女性の一人にも選ばれているという。また、京都大学大学院にて特任准教授も務めているとされている。