メタバースソリューション「Vterior™」の提供開始
株式会社船場(本社:東京都港区、代表取締役社長 八嶋 大輔 以下、船場)、GCT JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 岡川 紘士 以下、GCT)及び株式会社Urth(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 田中 大貴 以下、Urth)は、2022年11月18日に業務提携し、クライアント向けに、デザイン性の高いオリジナル仮想空間の構築・運営が一気通貫でできるB t o Bサービス、メタバースソリューション「Vterior™(ブイテリア)」の提供を開始することを発表した。
1.業務提携の目的
船場は、これまで強化してきたBIM (※1)を活用した3Dモデリング及びコンサルティングサービスの深度化のため、メタバース(※2) 領域への参入を準備してきた。これまでにない新しいソリューションの提供を開始するために、GCTが有するメタバース・ブロックチェーンの技術をメインとする事業開発・コンサルティング、及びUrthが有するWeb型メタバース(V-air)のインフラ開発技術を活用し、3社の業務提携により統合ソリューションの創出を目指すという。今後、NFT(※3)領域での連携も推進していくとしている。
2.提携サービス第一弾 「Vterior™」
「Vterior™」は、主に商業施設、専門店や百貨店等のクライアントに向け提供する、船場の培ってきた空間デザインの技術・経験を用いたメタバース。デザイン性の高さを強みとしている。船場がデザインしたメタバースにアバターで参加して、メタバース上での通話やチャットでのコミュニケーションを行うことが可能となる。さらに、ECと連動したメタバースショップ、メタバース上でのイベント開催、ショールーミングなどを提供するという。
3. 船場のデジタル・バーチャル領域の取り組みについて
船場は2020年よりバーチャル領域に力を入れており、本取組は、船場が「中期経営計画2024」で掲げる「エシカルとデジタルの実装」を具現化するものという。船場は「エシカルとデジタル」を企業改革の重要テーマと定め、内装業界初の「DX認定」の取得、「第1回東京テレワークアワード」大賞の受賞等、DXを積極的に推進している。
4. エシカルな取り組み
ビジョン「Good Ethical Company」を目指し、社会課題の解決に向けた取り組みとして、「Vterior™」内で使用するアバターを、GCTと連携し、就労支援事業所(B型作業所)に制作を依頼する。
5. 登壇のお知らせ
11月30日の「Salesforce World Tour Tokyo」において、社員が登壇し、デジタルの推進事例として、この業務提携及び「Vterior™」について紹介する予定となっている。