株式会社VAIABLE (本社:東京都豊島区、代表取締役:貞光九月、以下VAIABLE [バイアブル] ) が運営する、NFT (Non Fungible Token: 非代替性トークン)を用いたクラウドファンディングサービス「VAI! UP (バイアップ)」において、支援ユーザーがウォレットを所有していない場合でもサービスを利用できることが可能となったことを発表した。
これにより、ウォレットも暗号資産もない状態でも、簡単にプロジェクト支援が可能となるという。
また、アートNFTには多様なアーティストの描くアート作品に加え、新たにプロジェクト内容に応じてAIが作成したアート作品も追加、NFTのブロックチェーンには日本発のAstarネットワークを追加することで、WEB3における幅広いニーズに応えていくという。
【VAI!UP (バイアップ) について】
VAIABLE は、WEB3型クラウドファンディングサービス「VAI!UP」(旧称 VAI!クラウドファンディング) を提供し、直接的なプロダクト購入が目的ではない社会課題解決型プロジェクトに対し、返礼品にアート作品・NFTを活用することで、社会課題解決の推進を目指しているという。
「VAI!UP」サービスサイト https://vaiable.jp/vaiup
これまで「VAI!UP」では、ユーザーとプロジェクト起案者双方のWEB3サービス参加を容易とするため、暗号資産不要で現金決済を可能とするサービス等を提供してきたが、ユーザー側のソフトウェアウォレット作成の手間は残っていた。
本課題に対し、VAIABLEでは 株式会社 ProofX(本社:東京都渋谷区、代表取締役:Liam)の技術を活用することで、ウォレットがなくても返礼品アート作品のオフチェーン上での閲覧・収集およびNFT発行予約権の付与を可能とし、ユーザーはウォレットも暗号資産も不要で「VAI!UP」のサービスを簡便に利用できることが可能になったという。
【新規プロジェクトは 使い捨てカイロのリサイクル による水質改善プロジェクト】
また、新規クラウドファンディングプロジェクトとして、Go Green Group 株式会社(本社:大阪府大阪市、代表:山下祟、以下Go Green Group)の実施する「使い捨てカイロのリサイクルによる水質改善プロジェクト」を追加。
これまでにGo Green Groupでは、約1万人の個人、約300社の企業・市民団体、約100校の学校に協力により、約80トンもの使用済みカイロを回収、水質改善を促すGo Green Cubeの製品化に成功しているという。
今回のクラウドファンディングでは、泉北忠岡町の役場の池を浄化・調査などを行う桃山 Go Green Projectを推進すると共に、Cube量産作業の障がい者就労支援団体への依頼を計画し、より幅広い受益者増加やエコシステム構築を目指すプロジェクトとなっている。
【返礼品NFT作品は、多様なアーティストに加えAIが作成】
プロジェクトの返礼品アートNFTには、一般社団法人 障がい者アート協会(本所:埼玉県入間市、代表理事:熊本豊敏)等の協力で、障がい等のハンディキャップを持つ方など、多様なバックグラウンドを持つアーティスト約450点の作品の中から選ばれた5作品と、プロジェクト内容を元にAIが作成した作品(関連出願:特願2022-107233)の計6作品が並び、ユーザーは気に入った作品を返礼品として受け取ることが可能。※
さらにNFTのブロックチェーンには、従来のPolygonに加え、日本発のブロックチェーンであるAsterをラインナップに追加し、日本のWEB3活性化にも貢献していくとしている。
※アーティスト作品は直接NFT送付となり、受領にはウォレットが必要となる。今後ウォレット不要の対象作品を拡大する予定。