株式会社ネイキッド(所在地:東京都渋谷区、代表:村松亮太郎)は、京都エリアを一つの“庭”として捉え、リアルとメタバースのバーチャル世界がクロスオーバーし、さまざまなエリアで京都を楽しむことができる次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』が宇治エリアでも開催することを発表した。あわせてオフィシャル画像の一部を初公開する。
本イベントは11月11日(金)~12月4日(日)まで、興聖寺ならびに琴坂や朝霧橋などの宇治エリアで開催している。
『NAKED GARDEN ONE KYOTO supported by 三菱UFJ銀行』宇治では、琴坂が有名な禅寺・興聖寺で茶道 裏千家による本格的なお点前を体験できる茶道体験や、お茶を点てる仕草がお寺の空間にマッピングで広がっていくデジタルアート体験「茶筅」など、宇治ならではの体験を展開する。世界と繋がるアート「DANDELION PROJECT」のリアル×メタバース体験を世界初公開。他にも日本食文化であるお茶や「源氏物語」と所縁のある朝霧橋などをネイキッドのアートが彩る。この度、作品のオフィシャル画像を初公開する。
また、開催を記念し、前日の11月10日(木) には、興聖寺にてセレモニーを実施。セレモニーには、総合演出のネイキッド代表 村松亮太郎氏と、宇治市長 松村淳子氏、興聖寺 嶽盛博文鑑寺、宇治市観光協会代表 中村藤吉氏が登壇。
最初に村松から、「沢山の魅力が詰まる京都、そしてこの興聖寺で『NAKED GARDEN ONE KYOTO』宇治を開会でき、非常に嬉しく思っています。また、宇治ならではのポイントは、興聖寺だけではなく、琴坂や朝霧橋など街ごと一体となってることですので、『NAKEDディスタンス提灯』を持って照明が変化するインタラクションで遊びながら街中を散策してもらえたら嬉しいですね」と、本イベント開催への想いを語った。
続いて、宇治市長 松村淳子氏は、「今回のセレモニーはお点前から始まり、イベントの成功を祈る献茶と、宇治らしい体験させていただき、オープニングに大変相応しいものであったと感謝しています。昨年に引き続き、興聖寺で開催することができ、また今年はリアルとバーチャルの中で、“DANDELION“の平和を祈る綿毛を興聖寺を中心に飛ばして頂けたらと思っています。そして、ちょうど紅葉が映える時期ですので、ぜひ宇治の散策を楽しんで頂けたらと思います。」と、宇治市の魅力と共にイベントに込めた想いをコメントした。
興聖寺 嶽盛博文鑑寺は、「この度は興聖寺をこのように利用していただいて、館内の皆も喜んでいます。今までは積極的にイベントをするなど、オープンにはしていなかったのですが、時代が変わってきておりますので、今後もお寺をどんどん利用していただき、感激していただけるような接待をしたいと思っています。」とお寺としての新たな取り組みに対してコメントした。
また、宇治市観光協会代表 中村藤吉氏からは、「宇治は茶と観光の街ですので、今回のセレモニーの冒頭も、まずは宇治茶でおもてなし頂いたこと、大変嬉しく思います。そして、明日から宇治全体がライトアップされますね。この機会に夜の宇治の街や、興聖寺の昼間と違う景色を1日かけてゆっくり楽しんで頂きたいです。」と宇治市の盛り上がりに対する期待を語った。
そして、セレモニー前には、11日〜13日の3日間限定で興聖寺で体験できる『裏千家のお点前体験とお茶を点てるデジタルアート体験』の特別演出として、茶道家 裏千家 奈良宗久(なら そうきゅう)氏にお点前を披露。2杯目のお点前の際には、デジタルアート体験「茶筅(ちゃせん)」の演出をお披露目。奈良氏のおもてなしを受けた登壇者たちは、茶碗やお茶ついて質問するなど、奈良氏のおもてなしに感銘を受けた様子だったそう。
- 【NAKED GARDEN ONE KYOTO supported by 三菱UFJ銀行】とは
京都をひとつの庭と見立て、あらゆるジャンルの垣根を超えて京都がひとつとなる、クリエイティブカンパニーNAKED, INC.が企画し、京都市、宇治市、滋賀県大津市と共創し、プロジェクトサポートのパートナー企業として株式会社三菱UFJ銀行、株式会社サイバーエージェントなどを迎えた次世代型アートプロジェクト。
リアルの京都では、観光客はもちろん、地元の方々にも、ネイキッドのアートイベントや平和の祈りを繋ぐアート『DANDELION PROJECT』で夜まで京都を満喫いただける街歩き促進、メタバースの京都では、メタバース会場となる京都の名所でのバーチャル体験を通して、全世界へ京都の文化発信をする。現在、20箇所の参画箇所が決定している。