株式会社HYPERITHM(本社:東京都千代田区、代表取締役:Lloyd Lee、以下「HYPERITHM社」)は、Netmarble F&C Inc.(注1)のエンターテイメントプラットフォーム「CUBE」に投資したことを発表した。
CUBEについて
CUBEは年初に、Netmarble F&C Inc.が買収したMetaverse World(注2)(旧ITAM Games)のバイナンススマートチェーンプラットフォームを基盤とする独自の暗号資産です。CUBEはコンテンツとサービスを連結するインフラで、ゲームやウェブトゥーン、ウェブ小説、コマースなどが全て連結されたハブの役割を果たすとのこと。
注1:Netmarble F&C Inc.は、韓国の上場企業であるNetmarble Corp.の子会社として2014年に設立された。グローバルでゲーム事業を展開しており、「The Seven Deadly Sins:Grand Cross」や「Blade&Soul:Revolution」などのゲームタイトルの開発で知られている。
注2:Metaverse WorldはGame-fiのパイオニアで、NFTマーケットプレイス、NFTレンタルシステム、ウォレットなどの開発・運用をしており、ゲームにブロックチェーン基盤システムを短時間で適用するミドルウェア技術を保有している。
今後の展開について
HYPERITHM社は、2022年3月にカカオゲームズがリードするWeb3プロトコル「BORA」のガバナンス・カウンシルに参加。また、Web3のエコシステムの活性化を目的とした、約100億円規模のWeb3ファンドの設立を先日発表した。HYPERITHM社は、自社の拠点がある日本や韓国だけでなく、アメリカやシンガポールなど、様々な地域のWeb3プロジェクトへの投資を積極的に検討していくとのこと。
Hyperithm CEO ロイド・リー氏からのコメント
CUBEは、ゲームやウェブトゥーン、ウェブ小説、ドラマなどのエンターテインメントだけでなく、NFTを直接取引したり購入したりするのにも使われています。今後、CUBEを中心に大規模な真のWeb3ブロックチェーンエコシステムが構成されると考えており、HYPERITHM社がCUBEの成長に寄与できるよう努力してまいります。