昨年来、Web3は世界中で爆発的に普及し、日本もWeb3を国策として展開するなどと、積極的にアピールをしている。 一方で、FIFAワールドカップは、全世界から40億人のサッカーファンが注目するビッグイベントであり、このコロナ禍語における世界最大級のパーティです。ワールドカップを期待する世界中のサッカーファンに、Web3を通じて新しい体験を与えることは、Web3をさらに広める最高のチャンスでもある。
ヴェスレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)、元オランダ代表のプロサッカー選手。オランダ代表では同国代表最多出場記録の保持者であり、通算134試合に出場し、計30得点を記録。2010年のFIFAワールドカップでは大会最多タイとなる5得点を挙げ、オランダチームの準優勝に貢献し、無冠の王者とも呼ばれている。
スナイデルは、2019年の引退後から、ビジネスパートナーである中華系アメリカ人の白強と共に、サッカーにおける新たなニーズについて検討してきたという。 白強は、90年代にインターネット事業のスタートアップを創業して以来、米国・中国で共同創設者として3社上場の経験を持つシリアルアントレプレナー。
スナイデルと白強は、産業革命の時代に誕生した現代サッカーは、今のデジタル時代においてやや時代遅れなところもあり、若いファンが激減していると考えているとのこと。例えば、今のデジタル社会では、従来のスポンサーや広告を中心としたビジネスモデルのバランスが保たれてない面がある。 一方で、社会全体から期待が高まっているWeb3に関しては、現在、まだメインストリーム・カルチャーになりきれず、マスアダプションに悩まされている。 そこで、ワールドカップに関心を持つサッカーファンが従来持ち合わせている習慣を細分化し、Web3の形で再現できるのではないかと、スナイデルは提案した。
例えば、ワールドカップのイベント期間における従来のマッチング、投票、得点予想から協賛や広告の活動を、すべてWeb3の方式で行ってみるなど。 この発想から、スナイデルと白強が率いるチームは、サッカーファンが従来の行動を大きく変えずにワールドカップを楽しみ、それと同時にWeb3についても触れ、馴染むことができるプラットフォーム「Kraze Football」をリリースした。
今年のFIFAワールドカップカタール2022に向けて、Kraze Footballは英語だけではなく、日本語でもリリースされており、世界中のサッカーファンにとってのWeb3へのゲートウェイになることが期待されている。
「我々オランダチームは、ワールドカップの無冠の王者と呼ばれているが、今回はKrazeを通じてWeb3のワールドカップチャンピオンを目指す。そして、私自身がサッカーにおける新時代と旧時代の架け橋になる。」と、ヴェスレイ・スナイデルは全世界のサッカーファンに向けて発言。