ツクリエ、共同設立のNFT完売後2000万円資金調達

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11月7日、株式会社ツクリエ(本社:東京都千代田区 代表取締役:鈴木英樹 以下、ツクリエ)は、一般社団法人オタクコイン協会、株式会社THE BATTLE、株式会社ファンワークス、合同会社日本の田舎は資本主義のフロンティアだ と共同設立した、web3時代のアニメ”制作”委員会『CryptoAnime Labs』より販売した「初期ラボメンバー・パスポートNFT&手裏剣NFT」が、販売開始1分で1万枚以上のNFTが完売し、即時に約2,000万円相当の資金を調達したことを発表した。

販売したNFTはweb3領域で人気のIP”CryptoNinja(読み:クリプトニンジャ)”のアニメ化プロジェクトの”応援”に使用することができ、NFTの完売を受けて「#応援させろ」がTwitterのトレンドに掲載されるなど、販売直後からSNSを中心に話題となった。

NFTを支えるブロックチェーン技術を活用し「国内外からの世界共通の暗号資産の即時着金」「為替・決済手数料などの中抜きゼロ」「応援活動の可視化と永続的な履歴保持」などを実現し、web3時代の新たなクラウドファンディングのありかたを示した。
NFT活用クラウドファンディング、1分で2,000万円を調達。web3で人気のIP

  • 販売された「初期ラボメンバー・パスポートNFT」の仕様について

NFT活用クラウドファンディング、1分で2,000万円を調達。web3で人気のIP

今回実施されたNFT活用クラウドファンディングは、これまでの一般的なNFTで課題とされてきた”投機性”を取り除いたプロジェクトという点が特徴。

通常のNFTはユーザー間での売買など、“二次流通”が行われることにより、資産性を帯び、投機が過熱してしまう側面があった。しかしながら、今回販売した「パスポートNFT」はSBT形式(ソウルバウンドトークン・Soul Bound Token)での開発がされており、NFTの購入後、一切の二次流通ができない仕様となっている。

また、同時販売された「手裏剣NFT」もステーキング後(後述)は二次流通ができなくなる形式で開発がされるなど、いずれのNFTも“投機性”を排除した健全なNFTの活用スキームとしてデザインされている。

  • web3時代のクラウドファンディングの実現について

当組織からはアニメ制作をはじめとするIPを用いた企画の発表が段階的に行われ、ファンが推したい企画があった際には、パスポートNFTと同時販売された「手裏剣NFT」を各企画に応援ステーキング(預ける)することで、制作や開発の進行に直接的に関わることができるという。

そして、ファンの保有するパスポートNFTはステーキングした手裏剣NFTの枚数に応じてランクやデザインが変化する仕様となっており、ファンは作品やキャラクターを応援すればするほど特別な特典(ユーティリティ)を受けることができる。
NFT活用クラウドファンディング、1分で2,000万円を調達。web3で人気のIP

既存のクラウドファンディングの課題としては「着金までに一定の時間を要する」「決済手数料を払う必要がある」「応援へのリワード(お返し)の物理グッズ制作や配送でコストがかさむ」ことが挙げられるが、スキームでは「国内外からの世界共通の暗号資産の即時着金」「為替・決済手数料などの中抜きゼロ」「NFTによるデジタルアセットがリワード(お返し)になることで製作コストや配送コストが最小化」など、これまでのクラウドファンディングのデメリットを払拭し、”クラウドファンディング2.0″ともいうべき新しいフォーマットを示したといえるという。

また、パスポートNFT、手裏剣NFTとも、ビジュアルを含むすべてのデータがブロックチェーン上に登録されている「フルオンチェーンNFT」として設計されているため、応援活動の半永久的な履歴の保持や、世界中の誰もがその応援履歴を確認することが可能になった。

購入したパスポートには、保有者のウォレットアドレス(ブロックチェーン上の利用者を示す住所のような存在)が掲示される仕組みになっており、ファンの応援活動が対外的に可視化されるほか、NFTの”所有感”を増す工夫が施されているという。

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